こんにちわ。株式会社KIONの加藤です。
このJr.キャンプも5回目を迎えました。第1回から第4回までのキャンプでは主に戦術・戦略の事について指導してきました。今回のキャンプは新しい事に挑戦します。
どのスポーツでもその各競技のトップアスリートが言う言葉です。
そして、一つ言える事は、「こんなきつい思いを好きでやってるのではない。」
という気持ちでしょう。
しかし、試合に勝利する為には必要不可欠な事なのです。
自分がどれほど甘いかは、自分自身が一番知っている事。その甘さゆえに、試合で涙を流した経験はどのアスリートにもあるはず。「やはり自分にもっと厳しく練習しなくては・・・」と。
今回のキャンプでは、たった2日間ですが、とにかく体を追い込みます。ただ追い込むのではなく、正しいフォームを身につけれるメニューをこなしながら行う追い込みです。
走らされたら、上体が高くなり、腕で打ってしまいミスをしてしまいます。
しかし、下半身が常に低くなり、打つ時まで腰が落ちてるとミスはしません。そして、しっかりボールが飛んでいき、相手から攻撃されない球が返球できます。
この下半身で打つという事を徹底的に強化していきます。
そして、今回のゲストは超スーパースターをお呼びしました。
早稲田大学4年生の田川翔太選手です。
の実績を持つ田川選手がジュニアキャンプに参加してくれます。彼はジュニア時代になかなか良い成績が出せずに悩んでいました。ところが、早稲田大学に進学すると、「自分の限界はこんなものではない!もっとできるはず!!」と諦めずに自分を信じ、必死で練習したそうです。
1年生の時は、練習に着いていくのがやっとだったそうですが、2年生になるとその頑張りが開花することに!
2年生から4年生でインカレ3連覇!!全日本選手権でも上位進出が当たり前の選手となりました。
自分の限界は自分で決めてしまうもの。「もうダメだ。」と思えば、そこで終わり!
「そんなんでいいの!?と自分に問いかけた時、自分は強くなった!僕は大学の中で一番練習しました。だから日本一になれたと思ってます。」と田川選手は語ってくれました。
彼のファイティングスピリッツは本当に観客を魅了します。打って打って打ちまくる!!常勝早稲田大!!という彼らのプレーの裏側には、練習時に拾って拾って拾いまくる厳しい振り回しがあったようです。その振り回しこそが彼の素晴らしいプレーを支えている柱だと言えるでしょう。
是非彼のハングリー精神を実際に肌で感じてみてください。何か必ず変わるはずです。
練習ではプレッシャーがかからないので、しっかり振り切れるが、試合になると振り切れず、いつもと違うプレーになってしまう選手は少なくありません。精神的な問題というのは悩みの種です。その悩みを解消する方法はたった一つ。「緊張していても、しっかり振り切れる」という自信を持つ事なんです。このパートでは、緊張していても、していなくても、絶対入るという自信がつくまで徹底的に打ちこみをします。
強くなる選手に言える共通点。それは「体力」です。ここで言う体力とは、「持久力」「ダッシュ力」のどちらも指します。そして何よりも「諦めない心」を鍛えます。自分の限界を超えてからこそ強くなれるんだ。ということを伝えていきます。
第2回・第3回同様、中村トレーナーにフットワークのトレーニングをご指導頂きます。中村トレーナーはジュニア達にとても分かりやすく「なぜトレーニングが必要なのか?」ということを教えてくれます。日々の練習はもちろん大切だけども、このトレーニングや体のケアなどを怠ると選手生命が早くに終わってしまうことなどを気付かせてくれます。今回はいつもよりきつく楽しいメニューをお願いしていますので楽しみにしてて下さい。
試合はサービスが入らなければ始まらないのはよく知っていること。しかし、このサービス練習を適当な気持ちで日頃からやってしまうと、プレッシャーのかかる試合で急に入らなくなったり、入れるだけのサービスになってしまい、相手に攻撃されてしまうことも多々あります。ここのパートではプレッシャーをかけたサービス練習を行います。いつでも平常心で自分の信じ切れるスイングをし、サービスを入れることができるか!勝負の分かれ道はサービスにあり!!というぐらいの気持ちで徹底的に練習します。